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共働きで忙しいながら、子にも恵まれ、大きな病気や事故もなく過ごせたのは、30代まででした。
40代になり、業務多忙でパワハラ気味の上司のもと、うまく弱音を吐けなかった私は心の病を、
私と一人息子をワンオペで支えてくれた妻は婦人科系のがんを経験しました。

今思えば、心の病になった原因は私にもあったのですが、診断を受けた時は本当に驚きました。
明るく健康で、仕事の要領もよく、コミュニケーション能力も決して低くないと思っていたからです。
がんと診断された妻も、抗がん剤の影響もあり、心も体も本当に追い詰められていました。

不幸中の幸いといいますか、数年の治療・服薬を経て、いま、僕らは元気です。
楽しめることを探して、家族は支えあいながら、くだらない冗談をいい、笑顔で生きています。
そして病の経験を活かし、毎日の食習慣や生活習慣を大きく変えることができました。

振り返ってみれば、それはきっと、私と妻にとって必要な経験であったのだろうと思います。
このままのスタイルでは、長く充実した人生を過ごすことはできないよ、今ここで食事や生活を改める必要があるんだよ、というサインだったのだろうと。

また、このように考えられるようになったことを嬉しく思います。

生きていれば、晴れだけでなく、雨や雪の日もあります。
病や、いずれ来る死を、避けることは誰にもできません。
この世に生を受けた時に与えられた4,000週間という残り時間は、容赦なく減る一方です。

それでも僕は前向きに生きていたい。
クスッと笑えるユーモアとともに、人生捨てたもんじゃない、と思いたい。


雨雪に濡れてもは、雪の降る街から、心を温めてくれる言葉など、昨日より少し前向きに、自分を好きに、充実した人生を送るための様々な情報を、発信していきます。
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