50歳でFIREを決断した理由
FIを達成できた3つの背景
私は長く真面目に働いてきましたが、40代で心身をすり減らし、そして50歳でFIREという選択をしました。
この記事では、私がFIREを決断するまでの理由として、①家族との対話、②資産形成のプロセス、③そして退職後に押し寄せた不安や揺れ動く気持ちまで、リアルな体験をそのまま書いています。
今の働き方に限界を感じている方が、少しでも生き方の選択肢を広げられるように──そんな思いで綴りました。
定年まで働くのがつらいと感じた40代の私
眠れなくなり心療内科へ通院した経験
共働きで忙しくしながらも、30代までは大きな病気や事故もなく過ごせていました。
しかし 40代に入り、業務多忙で過労気味でもうまく弱音を吐いたり人に頼ることができなかった私は心身をすり減らし、眠れなくなり心療内科へ通院することになりました。コミュニケーションには割と自身があり、メンタルが弱い自覚は全く無かったので、自分自身とても驚き、混乱しました。
パワハラ上司のものと限界を迎えた日々
直接の契機は、運悪くパワハラ上司に当たってしまったことでした。上司の評価ばかり気にして、部下の負担は一切考えずに頼まれた仕事は全て安請け合いして、部下に全てやらせ自分は何もしないタイプの最低の上司でした。今思えばとても一人でこなせる業務量ではないので、もっと周りに頼るべきでしたが、変なプライドと自信を持っていた私は、逆に奮起して自分ですべてこなしてみせる、と寝る間も惜しんで働いた結果、心身のバランスを崩してしまったのです。
妻のがん治療と家族の大きな転機
悪いことは重なるもので、そんな折、共働きで仕事にも育児にも励んでいた妻も婦人科系のがんを経験し、小学生の子どもと3人で家族として大きな転機を迎えることになりました。
働き方とお金との向き合い方を変えた理由
節約と資産運用を10年間続けたプロセス
この時期に「どう生きるか」を見直したプロセスについては、別の記事で詳しく書いています。
→FIREを決断するまでの具体的なプロセス
休職と治療・服薬を経て、今、私たちはとても元気です。楽しいことを探して、家族で支えあいながら、くだらない冗談をいいあって生きています。
そしてそこから私たちは、生活習慣や働き方、そしてお金との向き合い方を大きく変えていきました。
FI達成までに実践した”心地よさ重視”の投資手法
節約して貯めたお金をもとに、10年間、資産運用と学びを続けてきました。
その結果、住宅ローンを完済し、50歳で約9,000万円の資産と、年間約200万円(税引後)の配当収入を得られるようになり、夫婦そろって「労働から卒業する」という選択肢が見えてきたのです。
私がFIを達成するまでに実践してきた“心地よさ重視”の投資手法は、こちらにまとめています。
→ FIを達成した投資手法(初心者向け)
50歳でFIREを実行した後に感じたこと
退職直後に押し寄せた寂しさと焦燥感
そして2026年3月末、私はひと足先にFIREを決行しました。
自由を手にした瞬間はとても晴れやかでしたが、FIRE直後には思いがけず想像以上の不安、寂しさや焦燥感が押し寄せてきました。
その不安とどう向き合い、乗り越えたか
「本当にこれでよかったのだろうか」「これから膨大な自由時間をどう生きていけばいいのか」そんな揺れ動く気持ちと向き合った記録を、率直に書いた記事があります。
→FIRE直後の不安や寂しさと、その克服方法
FIREで手に入れた自由と、人生の主導権
振り返ってみれば、これらの出来事はすべて、
「このままの働き方や生き方では長く持たない」というサインだったのだと思います。
日々の業務に追われ、責任を抱え込み、
立ち止まって考える余裕すらなかった頃の私は、
ただ目の前のことをこなすだけで精一杯でした。
けれど、心身を崩した経験や、家族の病気を通して、私たちは生活習慣や働き方、そしてお金との向き合い方を根本から見直すことになり、結果的に、FIREにより自由と人生の主導権を手に入れることができました。
人生の有限性を意識して生きるということ
病や死から逃れられない現実
生きていれば晴れの日も、雨や雪の日もあります。
病やいつか死ぬことから逃れることはできません。
この世に生を受けた時に与えられた4,000週間という残り時間は、容赦なく減る一方なのです。
それでも前向きに生きたい理由
人生は必ず死で終わるうえ、所与の目的やゴールは隠されている無理ゲーですよね。
しかし言い換えれば、自分の人生の目的やゴールを自ら設定することはできるのです。
だから私は、できるだけ毎日を悔いなく、機嫌よく過ごしたい。
人生捨てたもんじゃない、と思っていたいのです。
毎日を機嫌よく過ごすために大切にしていること
毎日を気分よく過ごすために大切にしていることや、心を温めてくれる好きな言葉などを集めたリンクはこちらにまとめています。
→心を温めてくれる言葉
同じ悩みを抱える40代・50代のあなたへ
自由に近づくための小さな一歩を
このサイトでは、私がどのような方法で資産を形成し(経済的自立を達成し)、どうして50歳でFIREという決断をしたか。また支えとしてきた心を温めてくれる言葉や歌詞など、昨日より皆さんが少し前向きになれるような情報を発信しています。自由に近づくための小さな一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです。
人生の選択肢を増やし、それぞれの明日が今日よりも良くなるように
FIREにより手に入れられる自由※、人生の主導権を取り戻すという感覚は、控えめに言って最高です。
この記事が、日々の業務に奮闘し、家庭や職場で重い責任を負い、このままで良いのだろうかと悩みながらも、立ち止まって考える余裕すらない、また具体的にどのように行動すれば自由に近付けるかわからないという皆さん(そう、ちょうど10年前の私のような)の目に留まり、それぞれが今より少しでも自由な人生に近づくこと、人生の選択肢を増やすこと、ささやかでも役に立つことができれば、これ以上嬉しいことはありません。
※FIREにより手に入れられる自由については、三菱サラリーマン穂高さんの考えに強く共感し、著作やブログを大いに参考とさせていただきましたので、勝手ながらブログをリンクさせていただきました。
まとめ
定年まで働くのがつらいと感じることは、決して特別なことではありません。私自身も同じように悩み、迷い、立ち止まりながら50歳でFIREという選択にたどり着きました。大切なのは、今の苦しさを抱え込まず、自分の人生をどう生きたいのかを静かに見つめ直すことだと思います。
40代、50代からでも、働き方やお金との向き合い方を変えることで、人生の選択肢は確実に広がります。小さな一歩でも、積み重ねれば未来は変わります。あなたが今日を少しでも軽く感じられますように。そして、あなた自身のペースで、より自由な生き方に近づけますように。