うつになったあなたは、私は弱いのか?答えはノーだ。
2021年に最も売れた本「スマホ脳」の著者が語る、不安の時代の処方箋。
脳の最重要の目的は、生き延びること
強いストレスを受け続けると、脳は攻撃を受けている、あるいは感染症と同様の命の危険にさらされていると判断し、危険から遠ざけるため、引きこもらせるために、あなたを非活動的にする。
これは長く狩猟採集民族として生きてきた人類の、とても重要な防御メカニズムの発動であって、至極まっとうな、正常な反応であると、著者は言います。
うつになったあなたは、決して弱くない。
だから大丈夫。
あなたがうつになった原因は、決して弱さではない。
私がうつになったのは、決して弱いからではない。
それは決して、あなた自身が、あなたの中の何かが壊れてしまったのでもない。
人類としての正常な、至極まっとうな、防御本能の発動なのだから。
あなたを不安やうつから守るものは何か
そして、うつ状態は改善することができる。
強いストレスをもたらす環境から身を離して、適度な運動をすること。
そして仲間と一緒に過ごし孤独を軽減することが、何よりも、あなたを不安やうつから守ってくれる。
ストレス脳、オススメです
私も以前、上司の理不尽な要求を受け止めつつ、決して自分からは弱音を吐かないと心に決めていたワークスタイルから、常に仕事のことが頭から離れず、眠れなくなり、うつと診断されたことがあります。
それから5年以上たちましたが、自分が弱かったからではないか、忍耐が足りなかったのではないか、もっとうまく対処できたのではないかと、時々ふと思うことがありましたが、この本を読んで、とてもスッキリと、自分がうつ状態になった理由について整理することができました。
是非、皆さんも読んでみてください。とてもおススメです!
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