50歳で早期退職した私から、定年まで働くことにモヤモヤしている皆さんに伝えたいこと

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定年まで働くと言う選択肢はなかった

このたび2026年の3月末をもって、24年間勤めた会社を、50歳で早期退職しました。
退職金を合わせて資産は約9,000万円、住宅ローンは完済、年間の配当収入は税引後・約200万円という状況で、十分ではないという批判が来ることも承知で、勇気を持って決断しました。

これは私にとって、残された人生をより充実したものにするための、とても前向きな決断でした。もちろんリスクはありますが、日本人男性の平均健康寿命が概ね72歳である今の時代に、65歳の定年まで働くと言う選択肢は、もともと私には全くありませんでした。40歳を超えて年々、体力や新しいことに挑戦しようという意欲の衰えを実感して、このままではいつかしたいと思っていたこと(例えば世界一周旅行)をやらずに老いて死んでしまうのではないか、もっと自分の興味や関心に忠実に、活き活きと生きて行くことができるのではないか、と強く思ったからです。
一人息子がまだ高校2年生であるにもかかわらず、仕事を辞めること、私だけ先に共働きを卒業させてくれることに納得してくれた妻には、感謝しかありません。また、どうしても家にいる時間が多くなるであろう父を、心配しつつも受け入れてくれた息子にも感謝します、ありがとう。


この考え方には、私の生い立ちや性格も大いに関係していると思います。3歳の頃に心臓病の診断を受けて、定期的に通院し、中学生になるまで激しい運動は禁止と言われていた私は、長生きはできないだろう、とずっと思い込んでいました。また5歳の頃に大好きなおばあちゃんが亡くなった時、あれ?と言うことは自分もいつか死んでしまうんだ、大好きな幼稚園の先生も死んでしまうんだ!と気づいて恐ろしくなり、一日、机の下に隠れて泣いていたことを今でも覚えています。
また妻が婦人科系のがんを経験していることや、私が若い頃に働きすぎて眠れなくなり1ヶ月ほどでしたが休職したことも大いに影響していると思います。お陰様で今は夫婦ともに健康であり、元気なうちに船か飛行機で、夫婦で世界一周の旅行に行きたい!と思って英語を勉強し、ジョギングやストレッチで体力作りに励んでいます。

しかし当たり前ですが、早期退職には経済的なハードルという高い障壁があります。私に50歳で早期退職という選択肢をもたらした、可能にしたのは紛れもなく、10年前に恐る恐る始めた資産運用(投資)のおかげです。


NISAの後継として新NISAが始まり、国も貯蓄から投資への転換を推し進める中、私の周りでは、若く感性の鋭い20代・30代は少しずつでも貯蓄や投資に取り組む人が多い一方で、特に40代以降の働き盛りの世代の多くが、仕事に忙しくて他のことを考える余裕がないためか、貯蓄や資産形成には手を出せていない、証券口座すら作っていない、さらに言えばお金の話をすること自体がタブーになっていると感じていました。

私は約20年前に同じ職場で出会った女性と結婚し、17年前に長男を授かり、15年前に地方都市の郊外に新築一戸建てを30年ローンを組んで建てました。大金を借金しているという状態が嫌いだった保守的な私たち夫婦は、住宅ローンの前倒し返済に全力を注ぎ、約10年前に「あと数年で住宅ローンが終わる」と言う状況まできた時、これまで住宅ローン返済に注ぎ込んできた毎月のお金を、どのように扱えば良いか、ようやく真剣に考え始めました。

もちろん運もあると思います。でも私たちが投資を恐る恐る始めた10年前も、日本経済は失われた30年の真っ只中で浮上する気配すら見られず、米国株は過去と比較して高すぎる、世界経済は限界に来ていて暴落は近い、10年前から投資していればひと資産築く事ができたのに今からでは遅すぎる、という人も多くいました。10年たっていわゆるFIREを達成したいま、その時に勇気をもって証券口座を開設し、恐る恐る少額から投資を始めた自分と妻を、心から褒めてあげたいと思います。エライ、よくその一歩を踏み出した!10年後には見たこともないような素晴らしい景色が待っているよ!!と。

この記事を書こうと思ったきっかけ

私が早期退職します、とお世話になった職場の方々に伝えた時、一番多かったリアクションは「羨ましい」「勇気がすごい」「年金が受け取れるようになる65歳までやっていけるの?」というもので、加えて親しい同期などからは「どうやってお金を工面したの?」と直截的に聞かれたものでしたが、とても職場で立ち話で伝え切れるような内容ではないため、私の選択を尊重して、真剣に興味を持ってくれる人に向けて、私の手法を紹介できればと思ったものでした。

また早期退職を羨ましいと感じるということは、多くの人が心の奥底では、可能なら仕事を辞めてもっと自由に、のんびり生きていきたいと感じているということであり、役職を問わず、年代も関係なく同じような反応があったことに、少なからず驚きました。まして課長や部長、その上の局長となれば、昇進ルートに乗っている人たちであり、組織の中枢として仕事にも一定のやりがいを感じているものと思っていたので、そのような人たちを含めて、ここまで真っ直ぐに羨ましがられるとは思っていなかったのです。こうして皆、先立つモノ(お金)さえあれば、本当は辞めたいと思っているのだなと痛感するとともに、私がこれまで培ってきたやり方をこうして紹介することで、少しでも皆さんが、特に日々の仕事に追われてゆっくり考える余裕のない40代、50代の皆さんが、今よりも自由に近づくこと、つまり経済的自立を達成して、早期退職という選択肢も選ぶことができる状況を築くことに貢献できればいいな、と思い、この記事を書かせていただくことにしました。

この記事が少しでも、皆さんが今より少しでも自由に生きることに寄与し、生き生きと生きて行くための参考になれば幸いです。

毎日見て大いに役立ったYoutubeをご紹介

経済的自立を達成するための勇気と知識を私に与えてくれた本やブログ、動画がたくさんありますので、参考に紹介察せていただきます。これらの動画を作った皆さん、本を書いてくれた皆さんに感謝しています。特に10年前、住宅ローンの返済に終わりが見えてきた頃、妻が買ってきた山崎元さんの「ほったらかし投資」と言う本と、私が買ってきて繰り返し読んだ三菱サラリーマン穂高さんの「本気でFIREを目指す人のための資産形成入門」は、今も我が家の本棚で特別な存在感を放っていて、我が家の資産形成に最も貢献してくれた知識と、絶対に経済的自立という自由を達成するという決意をもたらしてくれました。

・階段が健康のための資源であることを教えてくれ、FIREの先人として大いに共感し参考にさせて頂きました三菱サラリーマンの穂高さん(死生観人生観にも勝手に共感しています)
・毎日動画で小金持ち山の登り方全般を教えてくれたリベ大の両学長(ジャックとジルの話、モルディブの大富豪の話には驚愕しました)
・ウォール街の元トレーダーで知識と経験豊富な高橋ダンさん(日本経済の陽はまた昇ると信じさせてくれました)
・余計なことをせず一度決めた航路を守ることの大切さを教えてくれたSP500最強伝説の最強さん(私より若いとは思えない落ち着きと安定感が素晴らしい)
・お金に関する面白い動画がたくさんの投資うさぎさん(桃色うさぎさんと神様シリーズが大好きです)
・元ゴールドマンサックスのおーちゃんさん(内定後に人生最大のモテ期が来た話が特に好きです)
・倹者の流儀(節約の変態として尊敬しています)くらまさん
・丁寧で落ち着いた語り口が心地よい太郎のおもてなし・太郎さん
・力みすぎないスタイルが素敵なゆるFIREのちーさん
・必ずひと笑いさせてくれる謎縛りで楽しい動画盛り沢山の、もりげさん
・元本こそ全てのなすびさん(資産増加速度の例え、階段を逆走→登りエスカレーター→登りエレベーター が好きです)

などなど。会ったことはないけれど、毎日のように動画を観ていたので一方的によく存じ上げております、大変お世話になりました。私がFIREできたのは間違いなく皆さんのたゆまぬ発信のおかげです。どの動画を見ても、大いに役立つこと請け合いですので、ぜひ見てみてください!

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