FIRE後には寂しさや焦燥感に襲われる時期がある
望んでFIRE、早期退職した。これからは何をするのも自由で、人生の主導権を取り戻した喜びで、毎日がバラ色の人生になる・・・そう思っている人は、要注意です。特に長く勤めて40代以降に早期退職した方は、必ず、FIRE後に得体の知れない寂しさや焦燥感に襲われる時期があるので、私の体験と、克服法を共有します。
私が実際に体験したこと
10年間の投資・資産形成を経て、しっかり家族との対話を重ね、万全の準備をして迎えたはずの最終出勤日。幸いなことに職場の仲間も快く受け入れてくれ、送別会まで開いてくれた。翌日からは早起きして出勤する必要はなく、完全に自分の望む時間の使い方ができるという期待でワクワクしていました。
しかしその翌日、私を襲ったのはなんとも言えない寂しさ、胸が締め付けられるような焦燥感でした。資産は何度もシュミレーションしたし、人から言われてする仕事よりも、自分で望んだ事柄に取り組みたいと、自分で決めた決断なはずなのに・・・。
寂しさ・焦燥感の正体
このなんとも言えない寂しさ、胸が締め付けられるような焦燥感の正体は、今思えば、
・組織に帰属していないこと、「仕事を頑張る自分」を失ったことへの不安
自己評価・自己認識において、いかに大きく組織に依存していたかを思い知らされました。
これからは無職であり、⚪︎⚪︎の誰それですという名乗り方はできないのです。
また膨大な量の仕事をしていたこと自体が、自信の根拠だったと思い知らされました。
・膨大な自由時間を、本当に有効に使えるのだろうかという焦り
自由な時間が欲しくて退職したのに、いざ膨大な自由時間を手に入れてしまったら、
どうして良いか戸惑い、怖気付いてしまったのだろうと思います。
こうして私はFIRE後の寂しさ・焦りを克服した
私は次のような方法で、この寂しさと焦りを克服しました。
・個人として恥ずかしくない肩書を目指し、次の目標へ向けて前進すること
私にとっては、このブログを書くことであり、資産運用の法人を立ち上げることでした。
また一時的にせよ「主夫」という肩書に恥じぬよう家族を支え、家事をこなすことでした。
・自分で決めたルーティーン、時間の使い方を守ること
具体的には、毎朝早起きして妻と子の弁当を作ること。朝・夕食を作ること。
水曜日と日曜日には、これまで週1で続けてきた約10kmのランニングを続けること。
最終出勤日の翌日に感じた寂しさ・焦燥感は、その後1週間程度、私を強く襲いました。
しかし上記のような方法で、その後はあまり感じることは無くなりました。
また考えてみれば、これはFIRE(早期退職)の場合に限ったものではなく、いわゆる定年退職であっても同じ思いに苛まれることは想像に難くなく、いずれ迎えるこの課題を10年・15年若い段階で向き合い・克服することができたのだと、とても前向きに捉えています。
FIREにより手に入れられる自由※、人生の主導権を取り戻すという感覚は、控えめに言って最高です。皆様が今よりもう少し自由に近づくこと、人生の選択肢を増やすこと、ささやかでも役に立つことができれば、これ以上嬉しいことはありませんので、ぜひ参考にしてくださいね。
※FIREにより手に入れられる自由については、三菱サラリーマン穂高さんの考えに強く共感し、著作やブログを大いに参考とさせていただきましたので、勝手ながらブログをリンクさせていただきました。

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